LINE BOT API Trial Accountによってchatbotを利用したキャラクタービジネスが真の価値を発揮する!

LINE BOT API Trial Accountによってchatbotを利用したキャラクタービジネスが真の価値を発揮する!

2016年4月7日にLINEから公開された、LINE BOT API Trial Accountで界隈(どこの?)が盛り上がりを見せていますね。
特にわたしは、キャラクタービジネス界隈が今まで全ての力を出し切れていない残りの部分を発揮出来る様になると考えています。

キャラクターと会話しながらお買い物や便利な情報を入手できるようなる未来。すばらしくないですか!?(興奮気味)

 

LINEの「BOT API Trial Account」って何?

メッセージングAPIのオープン化に先駆け、先着1万名限定でBOTアカウントを自由に開発できる。

LINE株式会社プレスリリースより

詳細はココ

【参考リンク】

【LINE】メッセージングAPIのオープン化に先駆け、先着1万名限定でBOTアカウントを自由に開発できる「BOT API Trial Account」の無償提供を開始

つまり、「chatbotAPIを公開するけど先に1万人限定で公開するから色々使ってみてね!」ってこと。

これはただの新製品の先行発表なんてものではなく、今後のIT業界やマーケティング業界に対して非常に大きな意味をもつ発表です。

 

chatbotとは

会話ボットは、1人以上の人間とテキストまたは音声で知的な会話をすることをシミュレートするプログラムである。一見して知的に人間の入力を解釈して応答しているようだが、会話ボットの多くは単にキーワードを拾って、内部のデータベースとのマッチングによって、最もそれらしい応答を返しているだけである。

 

人工知能の様に賢くなくていいのです

バリエーションは多く想定する必要はありますが、ある程度の定型応答さえ実現することが出来れば企業が抱えるキャラクターをchatbotとして利用して新しい顧客獲得や既存顧客に対する更なる購買促進などの利用を行うことが出来るようになります。
人工知能の様に高度な学習機能やトリッキーな質問にも回答出来る様な仕様を追求する必要性も薄いです。

 

chatbotによるLINE@の利用モデルの進化

LINEは既に、ただのチャットツールという域に収まるものではありません。既に日本国内だけで見れば全世代での普及率は85%以上(2015年12月時点(*1))で、今後90%の大台を超える普及率になることも見込まれます。

LINE BOT API Trial Accountによってchatbotを利用したキャラクタービジネスが真の価値を発揮する!

もはや1つのアプリケーションではなく、大きな可能性を秘めた1つの市場として形成されています。

このLINE市場を利用しない手は小売企業としては無く、様々な小売企業がLINE@のアカウントを作成しお得情報をLINE@から発信して利用者の購買意欲を刺激しています。

今後はこのビジネスモデルに”キャラクタービジネス”がより積極的に参入し、いかに有名なキャラクターを利用して販促を行うのか。企業イメージに沿ったキャラクターを育てて活用するか、または既に企業で抱えているキャラクターの知名度を利用して売上に貢献させたりと利用者との会話相手である”キャラクター”を上手く活用することが求められるようになります。

 

どうしてLINEを使ったビジネスなのか

普及率だけで見てもLINEはとんでもなく大きな優位性を保有しているのですが、それ以上に大きい優位性が3つあります。この大きな3つの優位性があることでLINEを利用したビジネスが昨今加速しており、これからchatbotの登場と普及によってますます進化していきます。

 

LINEのアプリは既にインストールされている

企業が販促ツールとしてスマートフォン向けのアプリを作っても、アプリの新規インストールを行うのハードルは非常に高いです。
理由は様々ありますが、せっかく情報を1つの端末で一元管理できているスマートフォンなのにアプリが大量に存在しているため、スマートフォンの中でアプリを探す手間が発生し、それを考えると利用者は新規のアプリをインストールすることに潜在的な抵抗感を示します。色んなアプリが大量にあるのは使う側にとっても不便ですよね。
その点、LINEは既に利用者のスマートフォンの中にインストールされています。非常に大きなアプリのインストールというハードルを既にクリアしているのです。これはLINE@を選択するとてつもなく大きな優位性といえます。

 

LINEは1日に何回も利用されるアプリ

「あなたはLINEを一日に何回見ますか?」

わたしの場合でいえば、多分10回~30回程度です。メッセージのやり取りを多くしている日であればもっと多いかもしれません。そうです、LINEは利用者がアプリを開く回数がその他のSNSツール等と比較してもぶっちぎりで多いです。

LINE BOT API Trial Accountによってchatbotを利用したキャラクタービジネスが真の価値を発揮する!

その他のアプリで一日に10回以上も開くアプリはありますか?そうそうありませんよね。あってもブラウザとかカレンダーとか連絡先くらいです。ブラウザも顧客を誘導することは出来るのですが入り口が広すぎて狙ったターゲットをピンポイントに誘導することは困難どころか現実的ではありません。

 

LINEの通知をOFFにしている人は少ない

LINEにはメッセージが届くとスマートフォンに通知してくれるPUSH通知があります。このPUSH通知は様々なアプリで利用することが出来る様になっていますが意図的にOFFにする人が多いんじゃないでしょうか?
しかし、LINEだけは違います。定量的なデータが無いのですが少なくともわたしの周囲にいる人達でPUSH通知を完全にOFFにしている人は少ないです。
PUSH通知機能は利用者に対して新着情報の気付きを与え非常に高確率で利用者に対して情報提供を行うことが出来る素晴らしい機能です。この機能を多くの利用者がONにしているアプリ、それがLINEなのです。

 

LINE@とキャラクター

LINE BOT API Trial Accountによってchatbotを利用したキャラクタービジネスが真の価値を発揮する!

Microsoftから人工知能「りんな」が発表されLINE上で会話出来ることが話題になりました。

【参考リンク】

人工知能「りんな」

話題になり注目も集めやすい、また「りんな」が大きく注目される要員として少なからず貢献したのは「女子高生」というキャラクターでしょう。
この「りんな」が日本MSの担当者のおじさんのアイコンだったり、キャラクターを人間的にイメージし辛い「ロボット型」であれば、ここまで「りんな」は話題になっていなかったはずです。

このことから、わたしたちは会話する相手が魅力的であればあるほど興味・関心をもち自発的に行動します。
LINEから発表されたchatbotとキャラクターは非常に大きな可能性を秘めた組み合わせであると言えるでしょう。魅力的なキャラクターを生み出し、企業のマスコットキャラとして位置づける。そのキャラクターと会話をしながら新しい商品の情報を聞いたり、買えたりする事ができればユーザーの今まで得ることが出来なかった満足を引き出すことができ利用者に対しても新しい価値創造を行うことが出来るのです。

 

ちょっと特殊なキャラクタービジネス

キャラクターのイメージが全て目に見えているものだけじゃなくてもいい場合もあります。
例えば、Twitterで度々盛り上がっている”中の人”などが挙げられるでしょう。

  • SHARP
  • キングジム
  • 東急ハンズ
  • タニタ

などなど、最近ではTwitterで広報活動を積極的に行い利用者との距離感を劇的に近づけているビジネスモデルを取り入れる企業が多く存在しています。
こういう企業である場合、あえてキャラクターを明確に定める必要性は高くなく、ぼんやりしたキャラクターイメージでも利用者側が想像し、ギャップを埋めてくれるのです。有名人や有名企業であれば既に作り上げたキャラクターを利用してchatbotを利用したビジネスに大いに役立てることが出来るはずです。

 

ますます変化・進化を遂げているキャラクタービジネス

キャラクタービジネスが注目されだしてから数年が経ちます、このキャラクタービジネスについても様々な取り組みが行われていてユニークなものとして「もえしょく」というものがありました。

 

キャラクタービジネスもオープン化へ「もえしょく」

【参考リンク】

もえしょく

従来のキャラクタービジネスにおける「キャラクターの作成」工程は企業がイラストレーターの斡旋を受けたり既に実績を多く上げている著名なイラストレーターに依頼するなどが主流でした。
この「もえしょく」の取り組みはユニークで、TwitterやPixivで活動しているいわゆる「絵師さん」からプロとして活動している「アニメーター」まで様々なクリエーターにコンペ形式で企業ブランドに沿ったキャラクターを作成してもらうというもの。今までどちらかといえばクローズドな世界で行われてきたキャラクターの作成も、こういうサービスの登場でより広くオープンなものへと変わりつつあります。

 

まとめ

LINEから発表されたBOT APIは今までAIと会話するなんてもう少し先の未来のことだと思っていたものを、急速に現実感を持たせてくれる非常にワクワクする発表でした。またそれだけでなくビジネスという視点でみてもLINE市場に新たな可能性を持たせることが見込まれる発表です。こういうチャンスに対して積極的に飛び込んでいけるフットワークの軽さがやはりこの世界でますます必要となってくるのでしょう。

 

こんな未来も近い?

旅行会社のキャラクターと会話しながら

  • 飛行機の予約
  • おすすめの観光地への行き方を教えてもらう
  • 最安値のホテルを予約する
  • 19時から美味しいフレンチレストランを予約する

なんだかワクワクしてきますね。

 

らいか
自分の好きなキャラクターや利用したいサービスを決める時にチャットで会話できるって楽だし楽しくていいですよね
LINE BOT API Trial Accountによってchatbotを利用したキャラクタービジネスが真の価値を発揮する!

ABOUTこの記事をかいた人

工業高等専門学校を卒業後、NTTグループのSI企業に就職。数々の炎上案件を鎮火するために日本各地を5年間転々とする。2015年に一般ユーザ向けのWebシステム開発案件のチームリーダとして業務に従事し、改めて"Webのものづくりの楽しさ"に気付きWeb制作会社に転職。Web制作やアクセス解析を使ったオウンドメディアの運用改善などを行っていく中で、もっとユーザー目線でWebをただ制作するだけではなく企画や運用まで幅広い領域で仕事がしたいと感じるようになり、Webディレクターのキャリアを目指す。日本中のビジネスホテルに詳しく、犬や猫よりも鳥派。