まだCSSで消耗してるクローズドマインドな方々にSass導入を勧める話

まだCSSで消耗してるクローズドマインドな方々にSass導入を勧める話

Sassを導入してCSSを効率的に管理することを進言すると「いまでも作業は出来てるよ」と返ってくる。

新しいことの導入は徹底して行わず、非効率なのに同じ昔からのやり方に固執し、結局コスト意識が欠如した状態で仕事を進めようとしてしまう。
そんなクローズドマインドな方々の異常に重い腰を持ち上げるのはめちゃくちゃ難しい。

そんな重い腰の持ち主を動かすには2パターンあります。

  • その人以外を巻き込んで置いてけぼりにして後ろから追従させる
  • 本人に気付きを与えて重い腰を自分で持ち上げさせる

前者は最悪の場合、重い腰を持つ人が追従せず技術的に置いてけぼりとなり完全にお荷物となってしまうため、個人的な活動や趣味の範囲内であれば当然採用するのですが、会社という組織の中で仕事として行っているのであれば残念ながら出来ません。

後者は、時間もかかるし気付かない感度の鈍い人はいつまでたっても気付かないし苦労するのですがチーム全体の技術レベルを底上げする為にはこの方法が必要となってきます。

 

こんにちは、クローズドマインドな人が多い職場で消耗している、らいか(id:sakanatech)です。「みんなのマインドを変えてやる!」なんて意識の高い事を言うつもりはないのですが、少なくとも自分がこのままだと幸せになれそうにないので、自分が取り入れたい技術や効率的だなって思った技術を周囲に導入させる(周りを巻き込む)にはどうすればいいか。みたいな考え方について前職からずっと考え続けてたのでSassといういい題材があったので書いていきます。

 

CSSで消耗してる

弊社では、小規模ではないサイト(200ページ超)を数多く維持・運営しています。
その中でも、ユーザからの見た目の微調整や告知領域の追加などCSSが微妙に絡む対応が多く、その工数は結構な割合を占めています。

当然、CSSがしっかりと作成されていて管理されているのであれば単純な修正に時間を要する事は無く、「さくっとやってさくっと終われる」対応がほとんどになるはずですが、CSSの管理が非効率であるため中々、効率的とはいえません。

OOCSSの概念を理解している既存メンバが少なく、完全に「いにしえから伝わる書き方」が横行しているのも要因の一つですが、本記事とは別件なのでまた次の機会に書くことにします。

例えば、わたしのチームが現在直面している問題としてはこんなものがあります。

  • ページ修正の際にどのCSSが影響してるのかめっちゃ探す必要がある
  • 無意味なCSSファイル分割が多すぎるため読込に多大な時間を要している
  • ミニファイがされておらずCSSファイルサイズが致命的
  • 本当は同じ色である必要があるのにカラーコードが微妙に違う

結構致命的です。なんとか有識者の手によって維持されているため首の皮一枚で繋がってる感じですが、
このベテランの担当者がケガしたり転職してしまったらどうなるか・・・考えただけでも怖くなります。

 

クローズドマインドに染まる

 

クローズドマインドとは

明確な定義がネット上に無かったのですが、「新しい事に否定的で自分の価値観から抜け出せない人」をクローズドマインドと本記事では定義します。
このクローズドマインドを持つ人がチーム内に多く存在してしまっている場合、当然新しい物事を推し進めることが難しくハードルが高くなります。

なにせ、新しいことを取り入れる事に否定的で、それがどれほどいいものなのかを知ろうともしないような人に素晴らしさを説いても聞く耳すら持たないからです。

 

なぜ染まってしまう

少し脱線しますが、

クローズドマインドに染まってしまう人ってこんな共通点があると常々思ってるんですよね。

  • 常日頃からオーバーワーク気味で余裕がない
  • とにかく勉強という言葉が嫌い
  • コスト意識が薄い

クローズドマインドの逆のオープンマインドな人は、わりと仕事中もココロと時間に余裕を持ち、安全なバッファを確保するのが上手だと感じています。

逆にそれが下手だと、新しいことを学ぼう!という意欲が湧いたとしてもそんなことをしている時間が無く結局優先度が下がっていき、その優先度を下げることが常態化してしまうことで、新しいことを学ぶことの優先度が下がっています。

 

また、コスト意識が薄いのも大きな共通点です。

コスト意識がある人は、自分の作業が常に何時間想定された作業でその計画に対して実績は何時間で~といった風に自分の作業を定量的に見ようとする意識があります。また、その結果、プラスなのかマイナスなのかを把握しているため作業効率の向上に努めようとする意識があります。

しかし、コスト意識の欠如した人は今現在では特に困っていないので困るまでは現状の改善や作業効率の向上を考えようともせず現状維持を続けてしまいます。

 

現状維持が一概に悪い訳ではないのですが、しっかりと自分の作業を定量的に分析出来ていない人は往々にしてクローズドマインドの持ち主であることが多いです。

 

世の中便利なものがたくさんある

クローズドマインドの人は、視野が狭く、狭い世界で日々生きています。
5年前や10年前であれば十分新しい技術も、ITの世界では1年や2年で古い技術と言われてしまう世界の速さがあります。そんなとてつもなく速い世界で生き抜くためにエンジニア達は常に効率的なものを生み出そうとしています。

 

めんどくさがりが作ったモノを伝える

良いエンジニアはめんどくさがりだと考えています。

いま、手作業でやっている仕事を自動化したり頭を使っている事を自動化したり。何とかして楽ができないかを常に考えて新しい物を生み出しているエンジニアはどんどん重宝されるべきです。

そして、そんなめんどくさがりな人が作った素晴らしいアイデアこそクローズドマインドな人に伝えて効果を実感させてやることで、気付きを与えることが出来ます。新しい物を拒む人は自分で実感しなければ他人の意見を聞き入れてくれることは中々無いので、いかにして気付かせるかが重要になってきます。

 

クローズドマインドな人は自分の技術に自信がない

これも決めつけだ!と言われてしまいそうですが、わたしも前職で合計100名以上のチームメンバを見てきて意識改善やチーム改善を行ってきましたが、クローズドマインドな人は自分の技術に自信をもっていません。

そういう背景を理解してあげて、新しい技術をその人にでも分かる言葉で噛み砕いて説明してあげる。

少しずつでも、視野を広げてあげることが最初の第一歩目を踏み出させるために重要なきっかけとなってきます。

 

わたしは、今回Sassの導入をするために「そもそもSassって何なんだ?」ということを知ってもらうために20分程度の勉強会を開催しました。

最初から全てをわかってもらう必要もないのですが、そもそも新しいものを受け入れる気があまりない人にとって、半強制参加型の「勉強会」を開催することは非常に効果的で今までもこの強制参加型の勉強会で新しい技術を少し時間をかけてでも導入できてきた実績があるので、導入一歩目としては最善策だと考えています。

 

まとめ

  • 自信のないクローズドマインドな人に成功体験をさせる(または見せる)
  • 1から10までお膳立てをして学ばなければならない環境を外から作る
  • クローズドマインドに陥っている原因を考えて導入を推進していく

 

らいか
自身が無い人にどうやって自信をつけてもらうか、どうやって成功体験を与えて自信を持ってもらうか、人のマインドを変えるって大変だけど達成した時は自分たちの環境がもっといい方向になるので、頑張ることを忘れず努力することが大事です。こういうスキルってコーチングっていうんでしょうか?
まだCSSで消耗してるクローズドマインドな方々にSass導入を勧める話

ABOUTこの記事をかいた人

工業高等専門学校を卒業後、NTTグループのSI企業に就職。数々の炎上案件を鎮火するために日本各地を5年間転々とする。2015年に一般ユーザ向けのWebシステム開発案件のチームリーダとして業務に従事し、改めて"Webのものづくりの楽しさ"に気付きWeb制作会社に転職。Web制作やアクセス解析を使ったオウンドメディアの運用改善などを行っていく中で、もっとユーザー目線でWebをただ制作するだけではなく企画や運用まで幅広い領域で仕事がしたいと感じるようになり、Webディレクターのキャリアを目指す。日本中のビジネスホテルに詳しく、犬や猫よりも鳥派。