それ、本気で聞いてます?僕に「初めて買うカメラ」の話させたら長くなりますよ?

それ、本気で聞いてます?僕に「初めて買うカメラ」の話させたら長くなりますよ?

iPhone6sでもRAW撮影できるから別にカメラを買う必要ないって?
いやでもやっぱり、写真を撮ることに特化したデジタルカメラを買うことで「普段何気なく見ている風景が実は、味のある風景だった」なんてコトに気付いたり。良いことって凄く多いんですよ。

こんにちは、学生時代、某有名家電量販店で2年半ほど販売員として勤務していたらいかです。 商品を見ていると突然スーツを着た人がスッと隣に立って説明しだすあの人です。びっくりさせてしまってすみません。悪気は全くありません。怒らないで下さい。

特定のカメラを推す訳と「それステマじゃん。ネイティブ広告ハンドブックでも辞めろって言われてたじゃん」と指摘されかねないので・・・。
家電量販店でカメラを買うまでに心得ておくことや販売員の上図な使い方を説明したいと思います。

「初めてカメラを買いたいな」と思っている方に
こんな感じで選ぶと失敗しないよ!という販売員時代に得たノウハウをFacebookで長々と書いていて「これ記事になるな」と思ったことが発端です。

記事タイトルは今話題のやつです「まだ○○で消耗してるの?」並にテンプレ化して流行ったら面白いなって思います。

初めて買うカメラの3種類

カメラってたくさんあるんですが、実は初めて買うカメラの種類って3種類に絞れます。

価格大きさ/重さ画質/画素数写真のクオリティ
コンパクトデジタルカメラ1万円~7万円くらいコンパクトで軽いそこまで高くない撮影者のウデ次第
ミラーレス一眼3万円~10万円くらいコンパクトで軽いそこそこ高い撮影者のウデ次第
デジタル一眼7万円~80万円くらい大きくて重い高い撮影者のウデ次第だけど初心者でも綺麗に撮れる

基本的にはこの3種類の中から選ぶことになると思います。
まずは、ネット上でこの3種類がどんな特徴を持っていて、どういった撮り方が出来るのか?
あなたの写真撮影のニーズに合うのか?を検索して調べていきます。

そんな時、必ず出会うのが「クチコミサイト」や「クチコミが掲載されているECサイト」です。

でも、このサイトのクチコミを上から下まで見てるとめちゃくちゃ時間もかかるし、言ってることがバラバラに感じてくる。言ってることがバラバラだと商品自体に対する不信感も出てきますよね?

そうならないために、オススメのクチコミを見るポイントを紹介します。

クチコミを見る3つのポイント

撮影写真よりも扱い易さについて書かれているものを見る

個人的な経験則ですが、撮影写真などを多く載せている方の多くは写真愛好家の方で長い年月いろいろなカメラとレンズを試したことがある方が多いです。

でもそういう人たちが掲載する写真って、そのカメラの性能が分かる写真というよりかは、その人が「おっ、これ綺麗に撮れたぞ~」という写真が多いのでアテになりません。

そんな写真を見るよりも、大きさや扱い易さ、ボタン配置についてクチコミ投稿をされている方のクチコミを参考にした方が何倍も良いです。

女性のクチコミこそ要チェック

カメラや家電製品は、男性の方が細かくチェックして細かなレビューを書きますが、

男性はどうしても機能やスペックにばかり目がいってしまう。

正直、入門機にとてつもないスペックを期待すること自体が間違っているので、女性の直感的でストレートなクチコミが案外的を得ている率が高い印象を強く感じます。

クチコミ投稿者の性別が分かるサイトなどを見る際は、女性のクチコミは思ったことをストレートに伝えてくれている。と考えた上で見るようにすると良いクチコミを見れます。

ほぼ全項目満点のクチコミは見ない

ほぼ全項目満点のクチコミは見るに値しません。たとえ本当にそう思っていたとしても見るに値しません。
それよりも、ある項目は点数が高いけど別の項目は極端に低い。みたいにちゃんと思いをもってクチコミを書いている方のレビューを参考にします。
クチコミって書けば書くほどサイト内のポイントが貯まるところもあって、こういった満点クチコミは本当にアテにならないことばかりなので、フィルタリングがあるならかけたいくらい見る価値がありません。

結局、どのメーカーを選べば良いのか?

特別な理由(電子機器はSONYしか買わない!など)がない限りは、

  • SONY
  • Canon
  • Nikon

から選べば外れは無いです。
後継機やアクセサリを短いスパンで定期的に出しているのに加えてサポート体制が充実しているのが選定のポイントです。

もちろんその他のメーカーでも良いですが、わたしの経験則的にはこの3メーカーがオススメです。

家電量販店へ行く前の心構え

これって実は凄く重要なんですが、「とりあえず商品を見て考えよう」と家電量販店へ行っちゃうと大体は思っていたものと違うものに心惹かれてしまったり、予算感から大幅にズレてしまったり・・・。

結局、何も買わなかったり。

そんな期待はずれなことにならないように、家電量販店に行くまでに必要な心構えについてですが。

自分の中で予算感の答えを持っておく

予算の答えを持ってから商品に触るのとそうでないのとでは、心のアクセルとブレーキのかかり方が全然違います。

そりゃ、高い値段のする商品は良い物なので心が盛大に揺さぶられるのは当然ですが、初めてカメラを買う方にとって高いカメラだからいいってもんじゃないです。

ある程度、予算感で購入できるカメラの種類も決まってきます。(上表参照)
その中から、触ってみて、実際に使ってみて「これだ!」と感じたカメラこそが初めて買うカメラなんです。

ちなみに、わたしの接客経験上、納得感と満足感を一番得てもらえたな。と思えるのは、一番初めに「予算はこのくらいかな?」と決めていた額+1万円くらいでした。(付属品含まず本体or本体+キットのみ)

何を撮ってみたいか思い描く

基本的に何でも撮れます。でも、予算と持ち合わせている技術とを考えると避けた方がいいカメラの種類もあります。

それに、ただ漠然と「写真を撮りたい」では大量にある商品の海に飲まれてしまうだけです。それではもったいない。
せっかく買いたいという思いを持ったので、本当に良いものを買おうじゃないですか。

撮りたいもの。撮ってみたいものを想像してみて下さい。

例えば、それが人であった場合。
それも、集合写真ではなく、何かを意図した人物撮影である場合。

その場合は、コンパクトデジタルカメラは選択肢から外れます。
細かく書くと専門的な用語や技術的な話になるので割愛しますが、きっとあなたが思い描くような写真を初心者で撮ることは非常に難しいからです。技だけでなく機材が必要になります・・・。

次に、撮りたいものが、モノやマテリアル(接写)である場合。
入門機のデジタル一眼は選択肢から外して下さい。
理由は単純です。一瞬で予算オーバーするからです。こういったものはマクロレンズがないと戦えません。
いや、撮れるんですが、思っているものを撮るにはデジタル一眼の特性やレンズの特性を理解しないと撮れません。わりと難しいです。

慣れれば撮れますが最初から撮れないとモチベーションが下がってしまってカメラ自体の興味が薄れてしまいます。

それはとっても残念なことなので、予算を確保出来ない場合は避けた方がいいです。

そのどちらでもない場合。
世界は平等にどんなカメラであっても切り取ることができます。あなたの見える世界をファインダーを通して自由に表現して下さい。カメラは楽しいですよ。すごく楽しいですよ。

デジタル一眼ほどの高解像度じゃなくても、技術が大きく向上しているので十分に綺麗です。

どのくらいカメラを持ち歩く気があるか考える

はっきりいって、デジタル一眼は持ち歩くには最悪です。大きいし思いし、レンズ携行必須です。
でも、ここぞという時だけ活躍してくれればいいと考えているのであれば最高の相棒になること間違いなしです。

また、コンパクトデジタルカメラは身軽で持ち歩きに最適です。ズームもサクサクできるし何なら動画も撮れます。
でも一点だけ。

もし、性格が「凝り性」の方や「こだわっちゃう」方には不向きかもしれません。
カメラを持って周囲を見渡すと、いいカメラで手軽にいい写真を撮る人がゴロゴロ現れるからです。きっと自分の写真に納得がいかなくなって写真への興味が薄れるか、ハイエンドな別のカメラを購入してしまいます。

最後に、ミラーレス一眼ですが、これは本当にコストパフォーマンス抜群です。
持ち歩きに適しているし、小型のレンズさえ持ち歩けば撮れる世界は無限大。でもこれも一点だけ。

「きっとすぐにデジタル一眼が欲しくなります」

わたしの回りで、ミラーレス一眼を買った人、5人中5人が1年以内にデジタル一眼に乗り換えていました。
そういう魔力があるんです。

でも、大きくて重いのは絶対に持ちたくない!という方にとっては、ミラーレス一眼が最高の相棒になるはずです。

家電量販店で販売員と話すタイミング

家電量販店で話しかけてくる人には2種類の人が居ます。

  • そのお店の店員で売り場担当の人
  • 特定のメーカーと契約していてそのメーカーを推すために来ている人

もちろん、特定のメーカーを推している人とそのメーカー以外のカメラの話をしても、あまりいい情報は聞けませんし。購入したいメーカーを決めずに話し始めるとお互いの話のフォーカスが定まらず、双方にとって時間の浪費に繋がってしまいます。

そんなことにならないためには、この2つを最低限決めてから話すようにします。

  • 予算が決まっている
  • 購入するカメラのメーカーが2つ以内に絞れている

ココまで決まっていると、具体的に比較検討しながら商品を選ぶことが出来るので非常に効率的です。
また、欲しいメーカーのジャケットを着ている販売員が店頭に居る場合は必ずその人を捕まえるようにしましょう。
(もしかすると、特別値引きやオマケが貰えるかもしれません・・・。)

ところで

もしたった一つだけ「初めて買うカメラ」の「理想」を数ある中から選ぶとして、それをらいかの考える初めて買うカメラの理想とするなら、とすると、「初めて買うカメラとは、あなたが持って試してピンときたもの」とします。これがいわば「初めて買うカメラ」というもののグランドセオリーであって「ググって1番上に出てきた初めて買うカメラ」であろうが、「家電量販店の販売員が激推しする初めて買うカメラ」であろうが、その最深部にあたる「理想」だと考えます。

これでどうですか?

ツッコミある方は、「最初からそれ言えっつーの!」でお願いします。

らいか
怒られるのかなこれ。ちなみに専門はプリンタだったので、そろそろ今年オススメのプリンタについて書きます。

ABOUTこの記事をかいた人

工業高等専門学校を卒業後、NTTグループのSI企業に就職。数々の炎上案件を鎮火するために日本各地を5年間転々とする。2015年に一般ユーザ向けのWebシステム開発案件のチームリーダとして業務に従事し、改めて"Webのものづくりの楽しさ"に気付きWeb制作会社に転職。Web制作やアクセス解析を使ったオウンドメディアの運用改善などを行っていく中で、もっとユーザー目線でWebをただ制作するだけではなく企画や運用まで幅広い領域で仕事がしたいと感じるようになり、Webディレクターのキャリアを目指す。日本中のビジネスホテルに詳しく、犬や猫よりも鳥派。