【ネタバレなし】名探偵コナン劇場版第21作「から紅の恋歌」を観て

名探偵コナン劇場版第21作 から紅の恋歌を観て
本記事には映画本編のネタバレ要素はございませんのでご安心ください。

コナンの劇場版第21作目「から紅の恋歌」を上映当日に観てきました。

実は、名探偵コナンの映画は第1作目から全て映画館で観ていて、これでなんと21年連続映画館でコナンの映画を見ているということになります。

ここまでくると習慣っていうか、義務感のレベルまで来てますね。

作品自体は面白く、映画でしか出来ないド派手な爆発を存分に使ったエンターテイメント性の高い脚本。

ストーリーは推理重視やアクション重視ではなく、平次を中心とした恋愛模様が軸になっていて、コナンや蘭、少年探偵団など映画ではいつも大活躍(?)するキャラクターは完全に脇役。

そもそもが、平次と和葉と大岡紅葉の恋愛模様を描いた作品とのことなので、当然かな感じました。
そういった視点から観れば、何の違和感もなく、キャラクターへの更なる魅力作りっていう要素を満たすことができる作品になっていると思います。

大体のアニメに共通しているんですが、男性キャラの鈍感さもここまでいくと、もう病気のレベルで
これほどまでに、周囲から見て分かりやすい態度や行動を示しているにもかかわらず、何もアクションをしないっていう様子に若干の歯がゆさを感じます。

和葉と紅葉が平次を巡って争う場面、その争いが百人一首大会なので、美しく、その百人一首の恋歌になぞらえた、それぞれの想いとかも見え隠れする。そういったキャラクターの心を観ていくとより面白く感じるのかもしれません。

少し話は変わるんですが、

最近のコナンの映画全般的に感じることで、ターゲットとなる年齢層が広くなっているなぁと感じます。

名探偵コナンが連載されている「少年サンデー」のメインターゲットは大学生や社会人など、18歳~25歳程度がメインです。
読者年齢層でも、この結果が出ていることから、比較的大人向けの作品であると考えられます。
当然、有名な雑誌であるので様々な年齢層の読者を抱えているはずですが、数字から見るとやはりメインターゲットは小中学生ではない印象です。

映画のターゲット層が広くなっていることに話を戻すと、
特にアクションシーンでキャラクターが何をしているのかを説明しているカットが増えている様に思います。
これは、アクションとアクションの間の動きをカットして何をしたのか理解できなくなっている傾向への対策が取られている風に見えました。

それ自体は、特に悪い事ではないのですが、
ある程度、テンポよくシーンを繋いでいかないと、2時間近くもある作品なので間延びしている印象を与えてしまうことになり、
特に大人のユーザーにいい印象を与えることが出来なくなってしまうんじゃないかと考えてしまいます。

実際わたしは、今までのコナンの映画、アニメ作品だけでなく多くの別のアニメ作品に触れる機会が多いので余計にそう感じただけなのかもしれませんが、
今回の作品では特に顕著にその印象を感じました。

なぜ、コナンが飛び立つことができたのか?
なんで、こんなに長距離飛べるのか?どうしてここで回転したのか?

そんな疑問を一つ一つ解決するかのように、解説してくれる映画になっていることで、親切なのかもしれないですがテンポが良くないものになっていたのが少しだけ残念なところでした。

久々の関西が舞台。

やっぱり違和感満点の関西弁でしたが、一部のキャラクターはちゃんとした関西弁を勉強しているのか出身地が関西圏なのか分からなかったのですが、
ちゃんとした関西弁とわざと違和感を与える関西弁とが入り混じった変な言葉づかいをしていて、それを見つけるのが面白かったです。

関西弁はイントネーションが難しく、また京都・大阪だけでも若干言葉の違いがあるため非常に難しい言語でそれ故、
わたしのようなネイティブが聞くと、すぐに違和感を感じてしまうものです。

誤解されることも多くありますしね。

方言指導の方をエンドロールで見なかったので、逆にここまでいくとコナン世界に存在する独自の関西弁ワールドを展開しているのかもしれません。

色々とごちゃごちゃ言ってしまいましたが、作品としては面白くキャラ愛に溢れたものとなっているので十分楽しめると思いますし、
それに、ちゃんと最後の次回予告まで見ると来年に凄く期待できそうなものもあるので、満足度としては高かったです。

らいか
ここまで来たらコナンの原作が全部終わるまで映画は見続けないといけないなぁ・・・と感じます。

名探偵コナン劇場版第21作 から紅の恋歌を観て

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工業高等専門学校を卒業後、NTTグループのSI企業に就職。数々の炎上案件を鎮火するために日本各地を5年間転々とする。2015年に一般ユーザ向けのWebシステム開発案件のチームリーダとして業務に従事し、改めて"Webのものづくりの楽しさ"に気付きWeb制作会社に転職。Web制作やアクセス解析を使ったオウンドメディアの運用改善などを行っていく中で、もっとユーザー目線でWebをただ制作するだけではなく企画や運用まで幅広い領域で仕事がしたいと感じるようになり、Webディレクターのキャリアを目指す。日本中のビジネスホテルに詳しく、犬や猫よりも鳥派。