GoogleSearchConsoleの新機能「クエリを比較」を活用してみる

GoogleSearchConsoleの新機能「クエリを比較」を活用してみる

2016年6月17日に機能が公開されて、少し間が空いていますが、ちょっとクセがって簡単には「すごい!!」ってならないGoogleSearchConsoleの新機能「クエリを比較」について活用方法を考えて、使ってみたので覚え書き。

最近、はてなブログの枠を超えたページとか作ってみたいなって思うようになってしまってWordPressに戻ろうか考えている、らいか(@sakanatech)です。

 

3行くらいでまとめる

  • 単純に使うだけじゃあんまり役に立たない
  • 使う目的を決めれば、結構役に立つ!!
  • 効果確認にも使える

 

2つの検索ワードを比較できる

クエリを比較は、GoogleSearchConsoleで利用することができる検索キーワードの推移を比較形式で確認することが出来る新機能です。
例えば、「SakanaTech」というワードと「さかなてっく」というワード、どちらがGoogle検索で検索結果上位に表示されるかな?を確認することができます。(実際に検索したらいいやん。っていうのは心の中だけで)

 

まだまだ力不足感がある

実はこのクエリを比較はまだまだ力不足感が否めません。
既に述べましたが、たった2ワードを比較したところで何が分かるんだ。って話です。

そんなの2回Googleで検索すればいいだけの話で、そっちの方が実際の検索結果として表示できるのでより生に近いデータを見ることができ信ぴょう性も格段に高いです。

もし、この検索クエリが同時に10件くらいを検索してその結果を比較できるのであれば非常に有効なツールといえますが、たった2件ではやはり力不足感があります。

 

とはいえ、せっかく実装された新機能なので何かしら活用できないかな?と思っていろいろと試行錯誤してみた結果がありますので、ここで紹介します。

 

用途とか活用方法

 

キーワードの効果確認

検索クエリで最も最初に思いついて、簡単に試せるのがキーワードの効果確認です。

作成した記事に埋め込んだ検索エンジンにヒットさせたいキーワードが適切に効果を発揮しているかを、検索クエリ機能によって確認することが出来ます。狙ったワードを使って検索結果が良好な場合はキーワードがしっかりと効果を発揮していて継続して、その記事に対してリライトすることや、枝葉記事を量産していくことを作戦として考えることが出来ます。

逆に、検索順位が良好でない場合は狙ったキーワードの変更や、そもそもキーワードが弱い可能性があるので見直しを検討することに気付く一つの契機となります。

検索クエリが実装された理由は、こういった気付きをサイト運営者に対して与えるためなのかな?と思いながら、わたしも自分のブログの特定記事のキーワードについて思いつく限り様々な比較を行っていました。

 

記事リライトの方向性を考える

検索クエリ機能の活用方法としてもう一つ考えているのが、記事リライトの方向性決めに活用することです。
最近、記事のリライトによって大きな効果を挙げているので、この検索クエリを活用して記事リライトに役立てた例を紹介します。

リライトの方向性を考えるターゲットとなる記事はコチラです。

【参考リンク】

2020年から小学校でプログラミング必修化だけど全員整列教育では何も変わらないよ

2020年から全国の小中学校でプログラミングの授業が必修化になることについて、思いのたけを書き綴った記事なのですが、幸いなことにホットエントリー入りして今でも継続していろいろな方に読んでいただいています。

この記事なのですが、もっとたくさんの方に読んでもらっていろいろな意見等をうかがってみたいと思っているので、リライトのターゲットとしました。

目的としては、「弱いキーワードを見つけて検索流入を増やす」こととしています。

 

まず、こちらを見て頂きたいです。

GoogleSearchConsoleの新機能「クエリを比較」を活用してみる

この検索クエリの結果画面では、「プログラミング 義務教育」と「プログラミング 小学校」というワードを戦わせています。

この結果を見て思うのが、この2つのキーワード合計表示回数はそれほど大きな違いはないのですが、平均CTR率(検索結果に表示された時にクリックされる割合)が圧倒的に「プログラミング 義務教育」の方が高いのです。

平均順位も6位と7位と1つしか違うのですが、Googleの検索結果の表示順位って結構シビアで
6位と7位だとクリックされる割合が全然違う。

その結果がまさに、この検索クエリで確認できる結果として如実に表れています。

ここで1つ仮説を立てることが出来ます。
「プログラミング 小学校」というキーワードで6位以内に入れば、もしかしたら平均CTR率が今の3倍になるんじゃないか!?

こういった仮説をいくつも立てていくことが、今後のリライトの方向性の1つを見出すカギになっています。

 

検索クエリは、こういった風に「似ている2つのキーワードを用いて検索結果の違いを明確にし、仮説を立てる為に活用することが真の使い方」なんじゃないかと考えています。

 

デバイス絞り込みと組み合わせると面白い

検索クエリは何も、2つのキーワードを戦わせるだけではありません。
「2つの検索キーワード」を「PC」で検索した場合なのか、「モバイル」で検索した場合なのかを比較することもできます。
Googleの検索結果は、PCとモバイルで順位等が異なっているため、このデバイス絞り込みとの合わせ技は非常に重要です。

 

実際に活用していきましょう。この画像を見て下さい。

GoogleSearchConsoleの新機能「クエリを比較」を活用してみる

この検索クエリの結果は、先ほどと同じ検索キーワードを「モバイルに限定した」結果を表示しています。

すごく面白いな!と思ったのが、モバイルで検索する人は「プログラミング 小学校」の方が多いんです。

スマートフォンで検索する人は、義務教育という言葉を使わずに小学校という言葉を使った検索を行っているようで、当然モバイルからよく検索されるワードに関連する記事を持っているため、「プログラミング 小学校」の方が検索順位が高くなっています。

ここで気付くのが、「プログラミング 義務教育」のCTR率は5%以上も上昇しているのに対して、「プログラミング 小学校」はCTR率が上昇しているどころが減少しています。

 

また、仮説を立てるのですが、
モバイルから検索している人は「プログラミング 小学校」というワードで検索結果として表示されたわたしの記事に心が動かされずにスルーしてしまっているため、「タイトルの改善」もしくは「プログラミング 小学校」のニーズにあった関連記事を作成すると高い表示順位の恩恵を受けて「この記事読んでみるか」って思う人が増えるんじゃないか?

このことから、リライトだけではなく関連記事が足りていない仮説を立てることが出来、今後の修正方針や新しい記事の作成方針を検討することができます。

 

まとめ

検索クエリは単純に使おうと思うと、たった2個しか使い道がないので役に立たないと思いますが、
リライトの方向性を考えるためのツールとして利用すると決めて活用していくと、実際に検索しただけでは見ることができない驚く結果を見せてくれるため、非常に役に立つツールでした。

劇的に効果を得ることは非常に難しいコンテンツ作りですが、こういう地味だけど地道な活動がいつか良い事に繋がるんじゃないかな?と期待しつつ地道に更新を続けていくことが大事ですね。

 

らいか
クエリ検索はこれからもっと拡張されて使い勝手のいい機能になるべく改善されることを期待して、今後はこのように2つのクエリを比較・仮説検証しながら分析に使えたらいいなと思っています。
GoogleSearchConsoleの新機能「クエリを比較」を活用してみる

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ABOUTこの記事をかいた人

工業高等専門学校を卒業後、NTTグループのSI企業に就職。数々の炎上案件を鎮火するために日本各地を5年間転々とする。2015年に一般ユーザ向けのWebシステム開発案件のチームリーダとして業務に従事し、改めて”Webのものづくりの楽しさ”に気付きWeb制作会社に転職。Web制作やアクセス解析を使ったオウンドメディアの運用改善などを行っていく中で、もっとユーザー目線でWebをただ制作するだけではなく企画や運用まで幅広い領域で仕事がしたいと感じるようになり、Webディレクターのキャリアを目指す。日本中のビジネスホテルに詳しく、犬や猫よりも鳥派。