MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

こんにちは、最近電車酔いが酷いので酔い止めの薬を服用したら翌日身体がフワフワする感覚に襲われて、人生で初めて飲めない薬があることを知った、らいかです。

仕事の要件でMovableType5.x系からMovableType6.x系にアップグレードして先に使用感とか動作確認してお客向けに手順書を作る作業が発生したので、ローカル端末に構築してあるXAMPP上にMovableType5.x系と共存させたままアップグレードする方法について書いていきます。

インストールにはめちゃくちゃ苦労するMovableTypeですが、アップグレードは案外サクサクいくんだなぁ~というのがアップグレードを完了させてから思いました。(インストールも楽々だったらいいのに)

ちなみに、環境と作業のイメージはこんな感じです。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

DBのエクスポートとインポート

まずは、テストサーバーで動いている環境のデータベースをコピーする必要があります。
MovableType5.x系と共存させることが要件なので、別々のDBを構築しなければなりません。

わたしの環境の場合、phpMyAdminを使っているので管理画面からSQLファイルをエクスポートします。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

特別な設定は不要です。

デフォルト値のまま、SQLファイルとしてエクスポートします。
エクスポートしたファイルを続いて、新環境のDBにインポートします。

あらかじめ、XAMPP上にMT60というデータベースを作成しておきインポートします。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

インポート自体は特別な設定は不要です。
1点注意すべきは、ファイルのアップロード可能容量くらいでしょうか。

phpの設定依存なので、この容量よりも大きなファイルはインポートすることが出来ないので、phpの設定を変更する必要があります。

ファイルのインポートに成功すれば、データベースに関する作業は完了です。

MovableType6.x系のインストール

WordPressなどと同じく、ファイルをディレクトリにアップロードするだけでインストールに相当する作業は完了します。

mt-config.cgiだけは修正しなければならないので、この例だとmt5.x系で利用しているmt-config.cgiをベースにDB名やファイル格納フォルダを適切な値に変更します。

作業としては、これだけでMovableType6.x系のインストールは完了です。

引き続き、画面からデータベースやプラグインの更新を行います。

MovableType6.x系へのアップグレード

MovableTypeの画面を開きます。
「 http:// *ドメイン名* / *MovableType6.x系をインストールしたディレクトリ*/ 」にアクセスして下さい。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

このような画面が表示されますので、MovableTypeシステム・チェック(mt-check.cgi)をクリックします。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

このように、既に設定が完了している旨のメッセージが出れば正常です。

これ以外のメッセージが表示される場合は、mt-config.cgiの設定内容に異常があるはずなので、正常に動いているmt-config.cgiと見比べながら設定異常を探して修正して下さい。

ページは元のトップページに戻ります。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

続いてログインします。

ログインすると、自動的にデータベースに登録されている内容がMovableType5.x系であるものと判断し、アップグレードの承認を確認してきますので、「アップグレード開始」ボタンを押下します。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

当然、アップグレードには管理者権限が必要となるため、ログインします。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

この画面から、ログインを成功させると自動的にアップグレードプログラムが走ります。

多くの内部ファイルの更新やDBへの更新作業など約5分少々かかりますが、すぐに完了します。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

少し待つと、全てのデータベース及びプラグインのアップグレードが完了します。

MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

アップグレードが完了したことを確認するとMovableTypeに戻るボタンを押下してMovableTypeの管理画面にログインできるか確認します。

まとめ

MovableTypeのアップグレードは手順さえ間違わなければ非常に容易でした。
インストール時は依存ファイルなどの導入が難しく、初心者にはハードルが高い作業だなと感じる点があったのですが、アップグレードは迷わない導線になっているので素晴らしいと感じました。

使い勝手としては、そこまで変わっていませんがセキュリティの関係上アップグレードしないという選択肢はないので、出来る限り早めにローカル環境やテスト環境のMovableTypeアップグレードをオススメします。

らいか
Wordpressに押されつつあるMovableTypeですがメリットもたくさんあるので使っている人は早めにアップグレードしましょう。
MovableType6にMT5と共存させたままアップグレードする方法

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ABOUTこの記事をかいた人

工業高等専門学校を卒業後、NTTグループのSI企業に就職。数々の炎上案件を鎮火するために日本各地を5年間転々とする。2015年に一般ユーザ向けのWebシステム開発案件のチームリーダとして業務に従事し、改めて”Webのものづくりの楽しさ”に気付きWeb制作会社に転職。Web制作やアクセス解析を使ったオウンドメディアの運用改善などを行っていく中で、もっとユーザー目線でWebをただ制作するだけではなく企画や運用まで幅広い領域で仕事がしたいと感じるようになり、Webディレクターのキャリアを目指す。日本中のビジネスホテルに詳しく、犬や猫よりも鳥派。